「一時停止するはずだ」と思い込むのは危険です

 交差道路側に一時停止標識が立っている交差点では、自分の方に優先権があり「当然、相手が停止するはずだ」と考えがちです。

 しかし、決めつけるのは禁物です。交差点で事故になれば一時停止義務がない側にも過失割合が発生します。

 さる3月17日午後4時35分頃に山形市内の交差点で、一時停止の標識がありながら停止しなかった介護施設のワゴン車と、優先側を走行してきた中型トラックが衝突、ワゴン車の乗員のうち93歳の高齢者が死亡した他、計6人が骨折などの重軽傷を負いました。

 介護施設の車は、25歳の男性介護士が運転していました。介護士はバス運転者などと違って乗員を運ぶ運転のプロではなく、日中の介護による疲労も重なるため、送迎中の事故もたびたび発生しています。

 また、高齢者は衝突耐性の弱い人が多く、シートベルトを装着していても内臓損傷などを受けるケースもあり、ひとたび事故に遭遇すると大怪我に繋がります。

 交通量の少ない交差点でも、愚直に一時停止を守りましょう。

 また、優先側の車は、相手側の道路に停止義務があっても、相手が疲労やうっかりミスから標識などを見落とす危険を予測し、常に「止まらないかもしれない」と警戒を怠らないことです。

 

(シンク出版株式会社 2015.3.20更新)

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