劣化したタイヤは空気充填時に破裂することも

 昨年12月22日夕、滋賀県甲賀市のガソリンスタンドで空気を入れていた大型トラックのタイヤが突然破裂し、作業をしていた店員が風圧で死亡するという事故がありました。

 空気充填作業中のタイヤ破裂事故は珍しいように思いますが、日本自動車タイヤ協会によりますと、平成22~26年の5年間で5件発生しているそうです。


 当たり前ですが、タイヤの破裂原因としては、タイヤの劣化や損傷が大きな要因になっています。滋賀県の事故でも、破裂したタイヤの側面全体に細かな亀裂がたくさんあり、タイヤの強度が低下していました。
 
 パンクなど極端に空気圧が低い状態で走行を続けていると、タイヤ内部の『骨格部分』がダメージを受け、高圧の空気を充填した際に傷を受けた部分が耐えきれずに破裂することがあります。日頃から適正空気圧に気を配ることはもちろんですが、タイヤの摩耗具合やサイドウォールに傷がないかなど、こまめに点検する必要があります。
 
 また、タイヤのゴムは経年劣化しますので、たとえ走行距離が少なくても使用年数が経過しているタイヤは注意が必要です。メーカーでは5年が過ぎたらタイヤは定期的に点検し、10年以上は使用しないよう呼びかけています。

(シンク出版株式会社 2015.3.23更新)

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