さる3月27日、花見や歓送迎会などのシーズンに入りお酒を飲む機会が増えることから、警視庁では都内97か所で飲酒運転の一斉検問を行い、酒気帯び運転の疑いなどで2人が逮捕、5人が摘発されたというニュースがありました。
このところの暖かさで、日本各地で桜の花の満開宣言などが発表されており、これから花見シーズン真っ盛りとなります。
桜の木の下で花を愛でながら仲間と飲食するのは、本当に気持ちがよいものです。しかし、いくら気分がよくても飲酒運転だけは絶対にしないようにしてください。飲酒運転で事故でも起こせば、楽しい時間が台無しになってしまいます。
花見では酒がつきものですから、車では絶対に行かないようにしてください。最初は飲むまいと決めていても、気分がよいとつい「ちょっとだけならよいか」とか、「少し休憩したら覚めるだろう」などと自分勝手な思い込みをして、酒を飲んだりすることがあります。
たとえ少量の酒でも、体内からアルコールがなくなるのは相当の時間がかかるということは、これまでも述べてきたとおりです。
それから、翌朝に車の運転をする人は、飲み過ぎにも注意してください。酒気残りによる飲酒運転の危険もありますので。
(シンク出版株式会社 2015.4.1更新)
いわゆる二日酔いや、少し仮眠したから大丈夫と思って車を運転し、飲酒運転に陥る事例が後を絶ちません。
小冊子「『酒気残り』による飲酒運転を防ごう」は、川崎医療福祉大学の金光義弘特任教授の監修のもと、酒気残りのアルコールが身体に与える影響や、本人の 自覚と実際のアルコール含有量のギャップなどを紹介しており、「酒気残り」による飲酒運転の危険をわかりやすく理解することができます。