前方に障害物があるときには対向車に進路を譲ろう

 片側1車線道路を走行しているときに、前方に駐車車両や道路工事などの障害物があることがよくありますね。


 対向車がいなければ、そのまま対向車線に出て通行すれば問題がないのですが、ときには対向車が来ているときがあります。

 

 対向車がすぐそばまで来ているときは、ほとんどの人は障害物の手前で一時停止か減速して対向車を先に行かせると思うのですが、問題は対向車が少し遠くにいる場合です。


 スピードを上げると対向車が来る前に障害物の横を通過できそうな位置だと、無理に加速してして行こうとする人があります。

 

 先日、私が走行している車線の反対側に駐車車両が止まっており、その向こうから対向車が来ていました。こちらとしては、当然対向車が駐車車両の手前で待ってくれると思っていたのですが、その車はスピードを出して自分の車線に出てきて、もう少しで衝突しそうになりました。

 

 自分の進路の前方に駐車車両などの障害物があるときには、その手前で一時停止か減速して、対向車に進路を譲るのが鉄則です。対向車よりも先に障害物を避けようとスピードを上げることは、正面衝突などの大事故に結びつくので絶対にやめてください。

(シンク出版株式会社 2015.4.16更新)

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