前方に障害物があるときには対向車に進路を譲ろう

 片側1車線道路を走行しているときに、前方に駐車車両や道路工事などの障害物があることがよくありますね。


 対向車がいなければ、そのまま対向車線に出て通行すれば問題がないのですが、ときには対向車が来ているときがあります。

 

 対向車がすぐそばまで来ているときは、ほとんどの人は障害物の手前で一時停止か減速して対向車を先に行かせると思うのですが、問題は対向車が少し遠くにいる場合です。


 スピードを上げると対向車が来る前に障害物の横を通過できそうな位置だと、無理に加速してして行こうとする人があります。

 

 先日、私が走行している車線の反対側に駐車車両が止まっており、その向こうから対向車が来ていました。こちらとしては、当然対向車が駐車車両の手前で待ってくれると思っていたのですが、その車はスピードを出して自分の車線に出てきて、もう少しで衝突しそうになりました。

 

 自分の進路の前方に駐車車両などの障害物があるときには、その手前で一時停止か減速して、対向車に進路を譲るのが鉄則です。対向車よりも先に障害物を避けようとスピードを上げることは、正面衝突などの大事故に結びつくので絶対にやめてください。

(シンク出版株式会社 2015.4.16更新)

■あなたのリスクテイキング度をチェック

 セルフチェックシリーズ第6弾「運転における危険回避力をチェックしよう」は、運転時にどういったリスクテイキング(危険敢行性)をする傾向があるかを知ることで、事故防止をはかる参加型教育教材です。

 

 事故の可能性がある場面に出会ったとき、あえて危険な行動を取る傾向がないか、リスクを軽視する傾向がないか、自分がどのようなリスクを犯しやすいか──などがチェックできます。イラスト入り解説を読むことで、運転時に気をつけるべきポイントを自覚することができます。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

11月8日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。