皆さんは、高速道路を走行していて燃料が減っているのに気づきヒヤリとした体験はありませんか?
最近は、ガソリンスタンドの数が減少していて、高速道路でも以前はあったサービスエリア内スタンドの一部が閉鎖されています。
もし、高速道路上でガス欠のために停止することになったら危険ですから、出発前の燃料計チェックが重要ですね。
先日も、ガス欠車の停止が関係する事故が発生しました。
さる5月11日午後5時半ごろ、兵庫県明石市の第二神明道路で、燃料が切れたためため片側3車線道路の左側車線で停止していた乗用車に中型トラックが追突し、乗用車に同乗していた女性ら6人が重軽傷を負いました。
高速道路での停止車両追突は車両火災や死傷事故に結びつく例が少なくありませんので、「たかがガス欠」と軽く考えていたら大変なことになります。
JAFの高速道路における救援依頼でも燃料切れは第2位で、年間1万1千件程度あります。
もし、出発前に燃料チェックを忘れてガス欠の心配が生じた場合は、無理に走行しないで手前のインターチェンジで降りて、一般道路のガソリンスタンドに入るなど、自己防衛に努めてください。
(シンク出版株式会社 2015.5.18更新)
高速道路では、さまざまな『まさか』の事態が発生します。突然のパンク、逆走車やいないはずの歩行者との遭遇など、まったく予想もしない事態によって重大な事故を引き起こすことがあります。
このDVDでは、模範ドライバーが高速道路を走行する上で常に心がけている安全運転のポイントを、図解や実験映像なども織りまぜてわかりやすく示します。
運転者の皆さんが初心にかえり、高速道路での事故防止に努めていただくことを目的に制作しました。