高速道路でも歩行者の飛出しに注意

 さる5月25日午後10時55分ごろ、神奈川県海老名市の東名高速道路で、路上にいた会社員の男性が後ろからきた大型トラックにはねられ死亡する事故がありました。

 事故現場は片側3車線の直線区間で、死亡した男性は左側車線ではねられており、近くの路側帯に男性のワゴン車がエンジンをかけたまま、ハザードランプがついた状態で止まっていたということです。


 事故を起こしたトラックの運転者は、「人が飛び出してきた」と話していることから、男性が何らかの理由で路肩から本線車線に飛び出したことが事故の原因ではないかと思います。

 事故を起こしたり故障で停止した車の運転者や乗員は気が動転して非常に動揺していますので、その場で故障車両の修理作業を始めたり、車の周りを歩き回ったり、思わぬ行動に出ることがあり、後続車に跳ねられることがよくあります。
 
 後続車の運転者には、まさか高速道路上に歩行者などはいないだろうという意識がありますので、歩行者が出てきても気づくのが遅れてしまい衝突してしまうのです。今回の事故のように夜間の時間帯ではなおさらです。
 路肩の停止車両を見つけたら、近くに歩行者がいるかもしれないと考えて、アクセルから足を離してブレーキを踏む準備をして近づきましょう。


 (シンク出版株式会社 2015.6.1更新)

■交通事故が社会に大きな損害を与えることがあります

事故によって鉄道をストップさせたり、田んぼに廃油を流出させるなど、社会に大きな損害を与える事故が発生することがあります。

 

小冊子「こんなに大きい!事故の社会的損害」は、わずかなミスや、低い安全意識による交通事故が、事故の当事者以外の人にも大きな損害を与え、取り返しの付かない事態に発展することを理解していただくことのできる教育教材です。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月26日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。