車を降りるときはPレンジに入れる習慣を

 さる6月12日深夜、静岡県浜松市の飲食店の駐車場で客を迎えに来た代行運転の軽自動車が動き出し、飲食店の従業員とお客の3人をはね、1人を死亡させる事故がありました。


 運転代行業の運転者が軽自動車を降りる際に、チェンジレバーをパーキングに入れなかったために車が動き出し、あわててブレーキをかけようとして誤ってアクセルを踏んでしまい、3人をはねたものです。


 人が降りた後に車が動き出す事故はよく起きていますが、その原因は言うまでもなく駐車措置をしっかりとしていないことです。


 車から降りようとするときは、チェンジレバーをPレンジに入れて、サイドブレーキをかけてからドアを開けて出て行くのですが普通です。しかし、ドライバーのなかにはDレンジに入れたままでサイドブレーキをかけただけ、あるいはNレンジに入れただけでサイドブレーキもかけないという人もいます。


 車を駐車させるときの行動は、ほとんど無意識に行っていますので、こうした行動がおそらくクセになっているのだと思います。


 ときどきPレンジに入れるのを忘れてしまうという人は、Pレンジに入ったことを目で確認してから、サイドブレーキをかけるという行為を習慣化するようにしてください。


(シンク出版株式会社 2015.6.17更新)

■交通事故が社会に大きな損害を与えることがあります

事故によって鉄道をストップさせたり、電柱を倒して付近一帯が停電になったり、田畑に廃油を流出させるなど、社会に大きな損害を与える事態に発展することがあります。

 

小冊子「こんなに大きい!事故の社会的損害」は、ドライバーのわずかなミスや低い安全意識による交通事故が、事故の当事者以外の人にも大きな損害を与え、取り返しの付かない事態に発展することを理解していただくことのできる教育教材です。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月30日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。