Uターンするときは細心の注意を払おう

写真はイメージです。文中の事故と関係ありません
写真はイメージです。文中の事故と関係ありません

 さる7月1日午後9時38分ごろ、栃木県小山市の国道で、一度路肩に停車した後にUターンしようとした軽乗用車が対向車線を走行してきた乗用車と衝突し、運転していた62歳の男性が意識不明の重体になる事故がありました。


 Uターンする場合には、まず後続車と対向車の有無を確認してから、双方の車が来ていないとき、あるいは来ていてもまだ遠くにいて十分にUターンできると判断したときに行うのが通常です。


 今回の事故をみていると、対向車が来ているのになぜUターンを開始したのだろうかと疑問に思いますが、事故が起きた時間が夜間であったことを考えると、対向車の位置やそのスピードを見誤ったのではないかと思われます。


 夜間は、対向車のヘッドライトだけで判断しなければなりませんので、遠くにいると感じていても結構近くにいることが少なくありません。


 また、対向車がどれだけスピードを出しているのかの判断も難しいので、対向車がスピードを出していると遠くにいると思っていても、あっという間に近づいてきます。加えて、Uターンするときには思っている以上に時間がかかります。


 Uターンするときには、対向車の位置やスピード確認など細心の注意を払って行うようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2015.7.7更新)

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