先日、警察庁とJAFが合同で今年5~6月に行ったチャイルドシートの着用状況の調査結果が発表されましたが、着用が義務づけられている6歳未満の子供のチャイルドシート着用率は、62・7%にとどまっています。
このなかで、1歳未満の子どもの着用率は85・2%と高かったのですが、5歳の子どもは38・1%にとどまっており、年齢による着用率の差が目立っています。
警察庁の統計によれば、平成26年中の6歳未満幼児の自動車同乗中の死傷者は全部で8,166人おり、そのうちチャイルドシートを着用していたのは6,156人でした。このうち死亡した子どもは3人おり、死亡事故率は0・05%となっています。
これに対して、非着用者は1,867人おり、そのうち死亡した子どもは6人で、死亡事故率は0・32%でした。
つまり、チャイルドシートを着用していない子ども死亡事故率は、着用している子どもに比べて6・4倍も高いことがわかりました。
これから夏休みを迎え、家族でドライブ旅行を楽しむ機会が多くなると思いますので、子どもを乗せるときには必ずチャイルドシートを着用するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2015.7.14更新)
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