運転中に体調異変を感じたら無理をせずに休憩を

 昨年9月26日、神奈川県平塚市の小田原厚木道路で故障して停車中の工事用作業車に観光バスが追突し、乗客ら16人が重軽傷を負うという事故がありました。
 
 その後の調べで、観光バスの男性ドライバー(57歳)が運転中に体調不良が生じたために起きたことが明らかになりました。


 ドライバーは神奈川県警の聴取に対して「体調が優れず、前方の作業車に気づくのが遅れた」と供述しており、事故後の検査でも「心疾患」が見つかりました。


 ドライバーが体調に異変を感じてから事故を起こすまで数分間あったため、その間に車を止めて休憩をとるなどしていれば事故は防げたとみられています。

 最近のニュースを見ていますと、ドライバーが運転中に体調を崩して事故になるケースがよくあります。運転中に体調が悪くなるということは、運転に集中できなくなるということですから、事故になる可能性が非常に高くなります。

 運転中に少しでも体調に異変を感じたら、運転を続行せずにできるだけ早く安全な場所に車を止めて、休憩をとるようにしてください。

(シンク出版株式会社 2015.7.17更新)

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