3秒ルールといえば、バスケットボールを思い起こす人が多いでしょう。攻撃陣は相手コートの制限区域内に3秒を超えてとどまることができません。
では、運転にも「3秒ルール」があることを知っていますか?
一つは、合図のルール(法令)ですね。進路変更や転回をするときには3秒前に合図を出すことが定められています。他の車などが、自車の進路を変更する意思に気づいて、対応できる時間を与えるためです。
もう一つ、欧米のドライバー教育でよく使われる「3 Second Rule」という言葉があります。正確には、3 Second Following Distance Rule と言って、3秒走るだけの車間時間(車間距離)をとって、前車に追従しましょうという安全運転のアドバイスです。
前車が目印となる電柱・横断歩道などを通過したときから「1001、1002、1003」と唱えて、3秒数えた後に自車が通過するようなタイミングで車間距離をとりましょう。
(シンク出版株式会社 2015.8.10更新)
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