徐行程度の一時停止をやめよう

 最近、目の前で出会い頭に乗用車同士が衝突する事故を目撃したので、今日はそのお話をします。
 
 私は住宅街の道路を歩いていたのですが、その横を一台のタクシーが通過して行きました。その先には一時停止の標識がありましたので、タクシーはスピードを落として近づいて行ったのですが、完全には停止をせずに交差点に進入していきました。
 
 そのとき、交差道路の左側から乗用車が走行してきており、タクシーはその車の右後部に衝突しました。交差道路は優先道路でしたので、当然乗用車はスピードを落とすことなく通過していました。

 私自身も徐行程度までにスピードを落として一時停止をしたような気になることがありますが、そういうときは「交差道路から車が来ないだろう」と考えていることがあり、つい安全確認が疎かになっていることがあります。おそらくタクシーのドライバーもそういう心理状態だったのではないでしょうか。
 
 一時停止場所を徐行程度で通過しようと考えていることは、自ずと安全確認が疎かになります。一時停止場所では、きっちりと止まって安全確認をしてください。


(シンク出版株式会社 2015.8.28更新)

■出会い頭事故を防ぐ教材のご案内

小冊子「自分で気づこう!!出会い頭事故の危険」は、出会い頭事故の発生する要因を「確認不足」「死角」「油断」「気を取られる」などの6つに分類し、それぞれの要因別に事故事例とデータを紹介しています。

 

 また、事例に関連した設問を設定していますので、チェックすることにより、自分自身にどういった出会い頭事故の危険が潜んでいるかを気づいていただくことができます。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月11日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。