冠水車両のエンジンをかけると危険です

 台風18号に関連する豪雨で、多くの車が冠水したようです。皆さんは、車がエンジン部分まで冠水したとき、どんな点に気をつけるべきかご存知ですか?


 先日、日野自動車が同社WEBサイトで「冠水した恐れのある車両のエンジンを始動すると、火災および損傷の恐れがあるため、エンジンは絶対に始動しないように」と注意を呼びかけていました。


 また、被水・冠水した恐れがある車両は、キースイッチがOFFであっても、バッテリーが接続されていると常に電流が流れている状態にあるため、電気を通す性質がある海水などの進入により、電気系統がショートして火災が発生する恐れもあるそうです。


 現在異常がみられない車両も、電気系統の腐食が進むことで火災の恐れがあるほか、エンジンの吸気系に海水や異物が入っていると、エンジン損傷により思わぬ怪我や車両損傷の恐れがある──ということで放置は禁物です。


 同社は冠水車両への応急措置として以下の点を呼びかけています。私達も、まさかの備えとして覚えておきましょう。

 

 1 キースイッチをOFFにする

 2 バッテリー端子のマイナス側を取り外す

    (※プラス端子を布などで覆うなど、作業中の感電に注意する)

 3 詳細な点検方法については、最寄りの自動車販売店などに連絡する。


(シンク出版株式会社 2015.9.24更新)

■運行管理者手帳──好評発売中

バス版(左)・トラック版(右)があります
バス版(左)・トラック版(右)があります

 シンク出版の「運行管理者手帳」は、運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめ、1冊の手帳に収録しています。

 

 カレンダーやメモ欄も、記入欄を多く設けていますので、スケジュール管理も万全です。また、月々の交通に関する行事や、安全スローガン、日出・日入の時刻も掲載しています。 

 専用WEBサイトから、一部の掲載資料のダウンロードが可能です。

 

 【詳しくはこちら】

 

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月26日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。