夜間の路肩駐車は走行車と間違えられる

 このコーナーでは、何度も高速道路の路肩駐車の危険性について述べてきましたが、路肩に駐車中の車が後続車に追突される事故が後を絶ちません。


 さる9月13日午後11時すぎ、群馬県の関越自動車道の下り線で、路肩に止まっていた乗用車が後ろから走行してきた大型トラックに追突される事故がありました。


 なぜ、路肩に止まっている車に後続車が追突するのか、不思議に思う人も多いと思いますので、その事故要因を二つあげてみます。


 一つは、遠くの路肩に止まっている駐車車両が走行しているのか止まっているのか、接近するまで分からないということです。


 もう一つは、前方にテールランプを見つけると、その車に追従しようとする意識が働き、そのランプを目標にして運転していくようになるということです。


 夜間の長距離トラックのドライバーは、眠気や疲れなどから漫然と運転していることが多く、駐車車両になかなか気づきません。


 駐車車両のランプに引き寄せられるように接近し、近くまできて止まっているということに気づいたときにすでに手遅れで避けられないというパターンが大半なのです。


 夜間は、路肩に停車するのは非常に危険だということを覚えておいてください。


(シンク出版株式会社 2015.9.29更新)

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