整備不良により乗員が死亡することもあります

 車の整備不良というとパンクやバッテリー上がりなどを思い浮かべます。走行中にこうした故障が起これば十分に危険ですが、マフラーの劣化なども死亡事故に結びつくことがあるので、注意が必要です。


 去る9月24日、整備不良が原因で人が死亡した事件について、自動車販売・整備会社の専務ら5人が業務上過失致死容疑で広島地検に書類送検されました。


 この会社は、新車の納車待ちをしていたユーザー(30歳男性)に対して、マフラーが劣化して断裂し、排ガス浄化装置の「O2センサー」も故障していた車を代車として提供しました。男性はそれを知らずにサービスエリアでエンジンをかけたまま休憩し、漏れ出た排ガスによる一酸化炭素中毒で亡くなったのです。


 エンジン警告灯の点灯を黒いビニールテープで隠し、マフラー劣化を承知で整備不良車を提供していたという、プロとして許せない悪質な事件ですが、私達も教訓を学びたいと思います。


 マフラーが腐食しているのに修理を先延ばしにしたりしていると、自分や大切な家族の生命を失うことにもなりかねません。修理が必要な車はためらわずに信頼できる整備業者に修繕してもらうようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2015.10.1更新)

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