路上の落下物を踏まない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

路上の落下物を踏まない

 さる9月19日午前2時ごろ、埼玉県三郷市の県道で路上にいた女性が軽乗用車にはねられて死亡するひき逃げ事件がありました。


 後日、自動車運転処罰法(過失運転致死罪)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された運転者は、「前方に毛布のような物が落ちていて、毛布をまたいで走ったが、毛布だと思って確認しなかった」などと容疑を否認しているということです。


 夜間、路上に寝ている人が跳ねられる事故がときどきありますが、そのときの運転者の言い訳は「ゴミのように見えた」など、だいたい同じようなものです。


 いくら毛布のように見えたとしても人間が倒れているのですから、高さはかなりあると思います。その上を車で通過しようとするのは無茶な運転でしかありません。


 たとえ毛布だとしても、その下に何か硬いものが隠れていたら車を傷つけてしまう恐れもありますし、毛布が車に絡まって運転に支障をきたすことも考えられます。


 路上に少し大きな落下物が落ちていた場合、それをまたぐように走るのはリスクしかありません。後続車に注意しながら、避けて走行してください。

(シンク出版株式会社 2015.10.6更新)

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