気候もよくなってきましたので、あちこちでランニングをしている人をたくさんを見かけるようになってきました。
ランニングしている人は、たいてい道路端を走っていますので、車を運転している人は注意しなければなりません。
とくに夜間は、発見が遅れがちになりますので、慎重な運転が必要です。
さる10月20日午後9時35分ごろ、京都市内の市道をランニングしていた54歳の男性が、後方から進行してきた中型トラックにはねられ死亡する事故がありました。
トラックがライトを下向きにしていたのか上向きにしていたのかは定かではありませんが、仮にライトを下向きにして走行していたとすると、ライトが届く範囲は40mしかありません。
40m以内に近づいてから、道路端を走っているランナーを見つけたとしても、距離が短すぎて避けるのは容易ではありません。
また、ランナーは予想もしない場所を走っていることがありますので、発見が遅れることがあります。
夜間、走行するときには、こまめにライトを上向きにして遠くにいるランナーの発見に努めるようにしてください。
(シンク出版株式会社 2015.10.30更新)
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