毎日の配達や得意先の訪問など、初めて通行する道路を運転したり、日常的に走行している道路でもいつもとは違った時間帯に運転することがありますね。
そのとき、何も考えないで運転する人とその道路の交通状況を考えながら運転する人では、事故を起こす確率が違ってきます。
たとえば、走行している道路の周りの住環境などによって発生する危険源が違ってきますので、どんな人が道路を利用しているかをよく観察することが重要です。
幼稚園や小学校があるような地域では、登下校の時間帯では子どもが道路を利用していますし、放課後は子どもが近くの公園で遊んでいる場合もあります。
また、高齢者が多く住んでいる地域では、早朝まだ薄暗い頃に散歩している人もいます。他にも、自転車やバイクなどが多い地域もあります。
初めての道路やいつもと違う時間に走行するときには、どのような人や車が道路を利用しているのかをよく観察して、その人たちと事故を起こさないためには、どのような運転が必要かを考えて走行しなければなりません。
(シンク出版株式会社 2015.11.6更新)