相変わらず高速道路での逆走が増えており、社会問題にも発展しています。
今年1~9月の間に、すでに全国の高速道路で190件の逆走事案が発生しており、これまで最多だった昨年の年間逆走件数の212件を上回るペースになっているとのことです。
国ではこの事態を重くみて、来年にも官民連携会議を設けて、逆走を把握したら管理事務所へ知らせるシステムや通報を元にドライバーに警告するカーナビ、自動ブレーキが作動する車などの開発などに取り組むことにしています。
ご承知のように、逆走するドライバーの多くは65歳以上の高齢者が占めていますが、高齢者でなくても逆走しているケースがありますので十分な注意が必要です。
高速道路では、全線Uターンが禁止さえていますので、下りるところを間違えたからといって絶対にUターンしてはなりませんし、SAなどでは強く意識して進行方向を間違えないようにしなければなりません。
高速道路では、入口ゲートから入るときに目的方向を間違えないことやSAなどから本線に合流するときは、進行方向を何度も確認して逆走しないことが大事です。
(シンク出版株式会社 2015.12.4更新)
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