運転中に携帯電話で通話していて漫然運転に陥り事故を起こす例は少なくありませんが、最近、スマートフォン画面を見ていてわき見運転をするケースも目立っています。
さる12月12日午前9時ごろ、鳥取県倉吉市内の県道で、交差点の青信号にしたがって横断歩道を渡っていた歩行者2人が右折進行してきたワゴン車にはねられる事故が発生し、1人が死亡、1人が重傷を負いました。
警察は運転者の女性(36歳)を現行犯逮捕しましたが、女性は「スマートフォンの画面を見ていて、歩行者に気づかなかった」とわき見運転を認める供述をしています。
交差点でわき見をすることは非常に危険であり、言い訳のしようのない過失ですが、運転中にスマートフォンをカーナビゲーション代わりに使用したり、メールなどを読んでいるドライバーも多く、画面へのわき見をしている人も多いのでないかと気になります。
スマートフォンのメール確認などは安全な場所で停止して行うようにしてください。また、カーナビとして使う場合は、専用の取付用具を購入してダッシュボードに固定し、音声案内を中心に使用するようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2015.12.22更新)
運転者に過失のある死亡事故原因の1、2位を占めるのが漫然運転と脇見運転です。その脇見運転のなかで問題になっているのが、スマートフォンを見ながら運転する「運転スマホ」です。
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