踏切手前でのスリップに注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

踏切手前でのスリップに注意

写真はイメージです。文中の事故とは直接関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは直接関係ありません

 今年の冬は、エルニーニョ現象の影響で暖冬傾向が続いていましたが、ここに来て一気に寒さが増して、各地で雪の影響による事故が報道されるようになってきました。

 

 さる1月14日午後9時55分ごろ、北海道千歳市のJR千歳線の踏切内で、走行中の特急列車が踏切内に入ってきた軽乗用車と接触するという事故がありました。

 軽乗用車を運転していた19歳の男性は、踏切手前でブレーキを掛けたが凍結した路面で止まることができず、踏切に進入して列車の側面に接触したものです。

 

 冬になると、踏切手前で一時停止しようとしたが停止することができずに踏切内に進入して列車と衝突するという事故が多発します。

 これは、踏切手前の路面が多くの車が一時停止するために踏み固められてツルツルになり、スリップしやすくなっているためです。

 

 交差点手前も、多くの車が停止するのでスリップしやすくなっており、赤信号で止まることができずに交差点内に進入してしまうことがよくあります。

 

 雪道の踏切手前や交差点手前で一時停止するときには、急なブレーキ操作をしないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2016.1.21更新)

■雪道、凍結路の危険に気づいて事故を防ごう

 小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことのできる教育教材です。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示