さる1月18日午前1時10分ごろ、栃木県小山市の県道を走行していた軽自動車が前を走行していた新聞配達員のバイクに追突し、死亡させる事故を起こしました。
事故の際に、軽自動車を運転していた20歳の男性はすぐさま救助のために道路右側に車を止めて車外に出たのですが、そのときに別の軽自動車にはねられて頭などに重傷を負いました。
事故を起こしたときなど、運転者は気が動転してしまい、安全確認もせずに飛び出すことがよくあり、後続車に跳ねられるという事故は少なくありません。
この事故の場合でも、おそらく軽自動車の運転者は早く救助をしなければという気ばかりが焦り、安全確認もせずに車から飛び出していき、その際に運悪く後続車が来ており、跳ねられてしまったのだと思います。
事故を起こすと誰でも気が動転して信じられない行動をとることがありますが、どんなに動転していても、一呼吸置いて心を落ち着けて行動するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2016.1.27更新)
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