車の高さを忘れないようにしましょう

  写真はイメージです。文中の事故とは直接関係ありません
 写真はイメージです。文中の事故とは直接関係ありません

 トラックの荷台に車高より高い荷物を積んだり、乗用車でも屋根に荷を乗せた車は、通常では通過できる場所などで、上がつかえて通れないことがあります。

 

 しかし、ドライバー自身、車高が高くなっていることを走行中にうっかり忘れてしまうこともあり、ときどき事故に結びついています。

 さる1月29日に大阪府貝塚市内の市道で、トラックがJR阪和線のガード下を通り抜けようとした際、荷台に重機を積載していたため、ガード手前の2.1mの高さ制限バーに重機が衝突する事故が起こり、鉄道の一部区間が約3時間に渡ってストップしました。


 トラックの運転者は「重機を積んで高くなっていることをうっかり忘れてしまった」と言っています。重機を積んでいなければ普通に通行できる道だったのでしょう。

 乗用車でも屋根に自転車などを積んで走行している場合は車高がかなり高くなりますが、忘れてしまうとガードの手前や駐車場入り口などで事故を起こす危険があります。

 いつもより車高が高くなっている時は、正確な高さを測り、ダッシュボードに「車高◯.◯m!上方注意」などのメモを貼って、自分自身に対して注意喚起するように心がけましょう。


(シンク出版株式会社 2016.2.9更新)

■交通事故が社会に大きな損害を与えることを自覚しましょう

 事故によって鉄道をストップさせたり、電柱を倒して停電になったり、田んぼに廃油を流出させるなど、社会に大きな損害を与える事故が発生することがあります。

 

 小冊子「こんなに大きい!事故の社会的損害」は、わずかなミスや、低い安全意識による交通事故が、事故の当事者以外の人にも大きな損害を与え、取り返しのつかない事態に発展することを理解していただくことのできる教育教材です。

 

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10月10日(木)

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