高齢ドライバーの死亡事故率は高い

 警察庁が昨年1年間に全国で発生した交通死亡事故について分析したところ、ドライバー10万人あたりの死亡事故件数は全年齢平均で4.4件でしたが、80歳から84歳までの事故件数は11.5件で平均の約2.6倍高くなっていることがわかりました。また、75歳から79歳までの死亡事故件数は7件で、平均のおよそ1.6倍高くなっています。

 

 自分自身も年を取ってきて60歳を過ぎていますので、高齢になればなるほど事故を起こす確率が高くなるのは理解できますし、ある意味当然だと思います。

 

 確かに若いときに比べて視力が低下して物が見えにくくなっていますし、反射神経なども確実に衰えていると感じることが少なくありません。

 

 そのため、自分自身では安全に運転できていると思っているのですが、傍から見るととてもヒヤヒヤする運転をしていて、家族に指摘されることもあります。

 

 ですから、私自身はいつ運転をやめるかということはいつも考えています。

 

 車を運転するということは、大きな鉄の塊を動かすわけですから、一歩間違えれば人の命を奪ってしまう可能性を常に持っていることを忘れないで、車の運転をやめるタイミングを間違えないようにしたいと思っています。

(シンク出版株式会社 2016.3.10更新)

■他者の事故体験から安全運転を学ぶDVD

DVD「注意一秒怪我一生」は、事故を起こした4人のドライバーが自らの体験を語り、なぜ事故が起こったのかを解き明かし、事故防止のポイントを学ぶことのできる交通安全教育用ビデオです。

 

監修・指導:大久保堯夫(日本交通科学学会顧問・日本大学名誉教授)

製作:斉藤プロダクション

カラー26分(短縮版15分)

 

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12月10日(火)

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