さる1月15日に長野県軽井沢町で、スキー場に向かうツアーバスが道路外に転落して多くの若い命が奪われたことは記憶に新しいと思います。
その悪夢が冷めやらぬ間に、また東京を出発して静岡方面に向かうツアーバスのドライバーが東名高速道路を走行中にスマートフォンを操作している姿がインターネット上に投稿されて物議をかもし出しています。
バスには当時乗客36人が乗っており事故にならなくて不幸中の幸いだった、と言いたいところですが、問題はそんなに簡単なものではありません。
36人もの命を預かっているバスのドライバーが、運転中にスマホを操作することがどれだけ危険なことで、乗客の命を危険にさらす行為なのか、そのリスクに思いがいたらないことに対して愕然とする思いです。
高速道路を走行していると、運転中にスマホを操作しているドライバーをよく見かけます。たぶん、スマホを見ながらでも前を見ているから大丈夫と思っているのでしょうが、見ているつもりでも確実に発見が遅れて事故になるのが「スマホわき見」の典型的なケースです。
運転中は絶対にスマホを操作しないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2016.3.25更新)
運転者に過失のある死亡事故原因の1位2位を占めるのが漫然運転と脇見運転です。その脇見運転のなかで問題になっているのが、スマートフォンを見ながら運転する「運転スマホ」です。
本作品は、事故の再現映像や実験映像などで、「運転スマホ」の危険性を科学的に検証しています。
車載カメラが捉えや危険映像や専門家の解説などを織り交ぜながら、「運転スマホ」の危険と安全運転の大切さを訴える安全運転教育DVDです。