トラックのオーバーハングを警戒しよう

 さる3月21日、東京都江東区の交差点で電柱を積載したトラックが左折しようとしたとき、隣の右車線を走っていたバスに電柱の先端が衝突し、窓が割れて乗客がケガをする事故が発生しました。

 

 電柱は、トラックの車体後部から少しはみ出していましたが、赤い布を付けていて道路交通法は問題のない範囲のはみ出しでした。

 

 トラックなど大型車は車体が長く、車の後輪よりも後方にある車体の部分が右左折時に外側にはみ出します。これをリアオーバーハングと呼び、乗用車の運転者はあまり意識しませんが、注意が必要です。

 

 荷物がはみ出している場合はさらにオーバーハングが大きくなり、この事故のように隣車線の車に衝突する危険もあります。

 

 荷台からはみ出して積載できる長さは、車体全長の10分の1までですが、大型トラックであれば80~90センチもはみ出すことがあります。

 

 大きなトラックが右左折しようとしている横を通過する場合は、オーバーハングをイメージして、十分に間隔をとるように心がけましょう。とくに荷が後方にはみ出している場合は要注意です。

 

 また、トラックで長い荷を運ぶ場合は、右左折時には慎重に後ろを確認し、後側方の車が通過してから行動するように心がけましょう。 

(シンク出版株式会社 2016.3.28更新)

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