交差点を右折時に歩道を走行しない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

悪質な違反走行をする車に注意

 最近テレビ報道で見たのですが、片側1車線道路の交差点を右折しようとする軽自動車が、信号の手前で対向車線側の歩道に入り、そこからそのまま歩道を走行して交差道路に抜けて右折していく映像が話題になっています。

 

 テレビ映像を見る限り、歩道も広くガードレールなどの障害物もないために、そのような行動が可能だったようですが、だからと言って車が歩道を走行するというのは、とうてい許される行動ではありません。

 

 ドライバーなら誰でも知っていますが、車は車道を通行しなければなりませんし、例外的に歩道を通行できるのは駐車場など道路外の施設に出入りするときだけです。

 

 たぶん、ほんの数分の信号待ちの時間を惜しんでしているのだと思いますが、その時間の短縮分と引き換えに負わなければならないリスクの大きさを考えると、割のあう行動ではないことは誰でもわかることだと思います。

 

 こんな運転行動を取らないことはもちろんですが、中にはこのようなドライバーもいますので、「何処から車が出てきてもおかしくない」と頭に入れて運転するようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2016.3.31更新)

■安易な考えが高い事故の代償を生みます

 安易な気持ちでする不安全な運転行動が、事故を誘発したり大きな過失責任へと結びつくことがあります。


 小冊子「低い安全意識が高い事故の代償を生む」は6つの事故事例について、運転者の過失責任の割合を考えて回答する、受講者参加型の指導教材となっています。

 

 自分の回答と解説を照らし合わせることで、「こんな運転行動をすると大きな過失責任を生む」といった危険をより深く理解することができます。

 

 【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示