オートクルーズ機能を使うときはブレーキの準備を

 先日、広島県の山陽自動車道の八本松トンネル内で停止していた車両に後続のトラックが追突した事故で、トラックを運転していたドライバーが事故当時、「オートクルーズコントロール」機能を時速90キロに設定して走行していたことが判明しました。

 

 「オートクルーズコントロール」機能は、一度スピードを設定すると、ドライバーはアクセルを踏まなくても同じスピードで走行できますが、ブレーキを踏むと「オートクルーズコントロール」機能は解除され、通常の走行形態に戻ります。

 

 ですから、通行車両の少ない高速道路などを走行するときには非常に楽で便利な機能ですが、アクセル操作が必要がない分、ドライバーの緊張感が無くなり、油断しやすくなり、この事故のように最悪の場合には居眠り運転に陥りやすくなるという欠点もあります。

 

 使用した経験がある人はわかると思いますが、前にスピードの遅い車がいたりするとアッと言う間に追いついてしまい、ちょっと油断していると追突しそうになることがよくあります。「オートクルーズコントロール」を使用するときには、常にブレーキを踏む準備だけはしておかなければなりません。 

(シンク出版株式会社 2016.4.4更新)

■運行管理者のための指導・監督教材

■2017年3月12日改正指針に準拠

 「運行管理者のためのドライバー教育ツール(part3)」は、運転者に指導する際の資料として、「運転者用資料」を多数収録した運行管理者のための指導教材です。

 

 言葉だけでは伝わりにくい安全運転のポイントを漫画とイラストで具体的に解説し、3つのキーワードで印象づける内容です。

 点呼時やドライバーミーティングなどの短い時間でも、運行上の危険や安全運転ポイントを指導することができます。

 

 2017年3月に改正された指導監督指針12項目に準拠し「安全性向上装置を備える車の適切な運転方法」を収録、教育記録簿用紙も添付しています。 

 

【詳しくはこちら】

 

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月7日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。