皆さんは、子どもを車に乗せるときは、チャイルドシートを使用されていると思います。
ところが最近、全国的に「子どもをチャイルドシートに乗せていたにも関わらず子どもがケガをした」という報告が消費者庁に寄せられています。
「駐車場で、1歳の子どもがチャイルドシートにベルトをして座っていると思い車のドアを開けたところ、子どものベルトが外れており、頭から車外へ墜落して額を打撲した」
「1歳の子どもを後部座席のチャイルドシートに乗せているとき、シートベルトが緩かったためチャイルドシートから出てきており、急ブレーキを踏んだ際に子どもがダッシュボードまで飛び頭を強打した」
など、いずれもチャイルドシートが正しく装着されていなかったり、子どもがベルトを外したりチャイルドシートから抜け出したりして事故になっています。
子どもを乗車させるときには、チャイルドシートが正しく装着されているか、ベルトが正しく着用されているかをチェックすることはもちろんですが、チャイルドシートに座らせてからも、子どもの様子に目を配っておきましょう。
(シンク出版株式会社 2016.4.13更新)
DVD「注意一秒怪我一生」は、事故を起こした4人のドライバーが自らの体験を語り、なぜ事故が起こったのかを解き明かし、事故防止のポイントを学ぶことのできる交通安全教育用ビデオです。
監修・指導:大久保堯夫(日本交通科学学会顧問・日本大学名誉教授)
製作:斉藤プロダクション
カラー26分(短縮版15分)