さる4月23日午前2時すぎ、岐阜県瑞穂市の揖斐川の堤防道路で軽乗用車と普通乗用車が正面衝突し、2台ともおよそ3m下の堤防ののり面に転落し、軽乗用車に乗っていた2人が死亡する事故がありました。
事故現場の道路は、センターラインのない直線道路でしたので、どちらかの車が道路中央に寄り過ぎていたのだと思います。
堤防道路は、比較的幅員の狭い道路が多く、なかにはこの現場のようなセンターラインのない場所もありますし、ほとんどはガードレールも設置されていません。
そのため、2台の車がすれ違う際に正面衝突したり、道路端に寄り過ぎてのり面に落ちたりする事故がよく起こります。
とくに、夜間走行するときにはセンターラインやガードレールがなかったりすると、道路の端ギリギリまで寄るのが怖くてつい道路中央寄りを走行しがちになり、対向車が来た場合には正面衝突する危険が高まります。
堤防道路では、信号機も少ないので結構スピードを出して走行する人が多いのですが、とくにセンターラインのないところではスピードの出し過ぎに注意してください。
(シンク出版株式会社 2016.5.2更新)
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