トンネル内では自転車にも注意しよう

写真はイメージです。文中の事故現場とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故現場とは関係ありません

 さる4月18日午前9時30分ごろ、山形県米沢市内の国道13号線のトンネル内を走行していた自転車に後続の中型トラックが追突し、自転車に乗っていた男性が死亡する事故がありました。

 

 現場のトンネルは、全長が約2700mもある片側1車線のトンネルで、歩道などはなく自転車は道路左側の路肩を走行しており、トラックの運転者は、「サイドミラーが気になっていて見ていたら、前を走っている自転車を見落とした」などと供述しているそうです。

 

 一般道路のトンネル内は、道路幅員も狭く照明もあまり明るくありませんので、運転は慎重にならざるを得ません。対向車が来ていればセンターラインをはみ出さないようにしなければいけませんし、歩行者や自転車なども利用していますので見落とさないようにしなければいけません。

 

 そういう神経を遣うトンネル内を走行しているときに、前方から目線を離すというのは非常に危険な行為だということを強く認識する必要があります。

 

 歩道がないトンネル内を走行するときには、自転車や歩行者がいるかもしれないと考え、間違っても「わき見運転」など絶対にしないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2016.5.10更新)

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