雨の日は道路施設への接触事故が多くなる

雨の日の道路施設への衝突

 最近、沖縄奄美地方で梅雨入りが発表されましたが、もうすぐ本土でも梅雨の季節が到来します。

 

 雨の日と車の運転は非常に相性が悪いのですが、その原因は路面が滑りやすいためスリップ事故が多発するということです。

 

 雨でスリップしやすいとき、どういう事故が起こりやすいか、事故形態別のデータを見るとよくわかります。

 

 平成26年度に首都高速道路で起きた交通事故形態を「晴れの日」と「雨の日」別に見てみると、「晴れの日」は追突事故が5割以上を占めているのに対して、「雨の日」は追突事故は約4割に減少しているのに対して、道路施設への接触が「晴れの日」に比べて3倍も増えています。

 

 また、1時間当たりの施設接触事故件数を見ると、「雨の日」は「晴れの日」の約10倍も増えています。雨天時の施設接触事故の約6割は、時速60キロ以上で走行中に発生していますから、雨の日にスピードを出し過ぎるとスリップしやすくなり、道路施設などへ衝突しやすくなることがわかります。

 

 雨の日は、スピードを落とすことはもちろんですが、車間距離をとって急なブレーキが必要のない運転を心がけてください。 

(シンク出版株式会社 2016.5.30更新)

■トンネルなど悪条件下の事故の危険に気づこう

 小冊子「悪条件下における事故防止のポイント」は、運転中に遭遇する「トンネル」「雨天」「夜間」「渋滞」「堤防道路」「山間部」といった悪条件下における事故防止を狙いとした教育教材です。

 

 それぞれの運転場面における注意すべきポイントを簡潔にまとめていますので、悪条件下における事故防止のポイントを簡単に理解していただくことができます。

 

 

 

 

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