踏切では先の状況をよく確認しておこう

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる6月5日午後8時30分頃、和歌山県白浜町のJR線の踏切内で脱輪していたタクシーに電車が衝突する事故がありました。

 

 タクシーは、乗客を乗せて踏切を通過しましたが、踏切を越えた先の道路が狭かったためにバックしたところ、踏切内で左後輪が脱輪したものです。

 

 踏切内で車と電車が衝突する事故を見ていると、今回の事例のように、車がいったん踏切を通過した後でそれ以上進むことができなくなって、バックしたり切り返しをしていて踏切内で立ち往生するケースが少なくありません。

 

 たとえば、踏切の向う側が狭くて急なカーブになっていたりすると、大きな車などで安易に曲がって行こうとすると1回で曲がり切れないことがあります。

 

 そうすると、バックしたり切り返しをすることになりますが、そのとき脱輪したりに踏切内に車体の一部が残っていて電車と衝突することがあります。

 

 踏切を通過するときには、先の状況がどのようになっているかをよく確認し、狭い道路や急なカーブなどの道路状況であれば慎重な運転操作を心がけてください。

 

(シンク出版株式会社 2016.6.15更新)

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