運転するときは持病の管理を徹底しよう

 昨年3月、宮崎市で乗用車を運転中にてんかんの発作を起こし、前車や対向車に次々と衝突して1人が死亡、4人にけがを負わせる事故がありました。

 

 宮崎地裁は7月11日、乗用車を運転していて危険運転致死傷などの罪に問われていた63歳の男性に対して、懲役4年(求刑懲役5年6月)の判決を言い渡しました。

 

 判決理由のなかで、裁判官は「被告は定年退職後、生活が不規則になったのに伴い、医師の指示どおりに薬を飲むことを怠るようになった。事故当日の朝も薬を飲まずに車を運転するなど、運転中に持病の発作が起こることへの認識が甘かった」などと指摘しました。

 

 私たちは車を運転するにあたって、少し疲れていてもあまり気にせずに運転したりしますが、そうした体調面の不調が運転中の判断ミスや操作ミスにつながっていることを忘れてはなりません。

 

 安全運転をするためには、運転する前に体調面の管理を万全にしておくことも非常に大事です。とくに、車の運転に影響を与えるような持病がある人は、運転中に発作が起きないように薬の服用を怠らないなど、細心の注意を払わなければなりません。

 

 車を運転するということは、利便性とともに人を殺す危険性を持っていることを肝に銘じておいてください。

(シンク出版株式会社 2016.7.15更新)

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