夏休みに入り、各地で子どもが交通事故の犠牲になる事故が増えていますので、住宅街などを走行するときには子どもの動きに注意してください。
とくに、注意が必要なのは、朝早く公園などでラジオ体操を実施している地域です。
朝早く起こされた子どもが、眠たい目をこすって公園などのラジオ体操の会場に向かっていることがあります。また、始まりの時間に遅れそうになって、一目散に駆け出して行く子どももいます。
そういう子どもたちは、走行してくる車などはあまり見ていませんので、事故の危険が高まります。
一方、車を運転している人はいつもマイカー通勤などで利用している道路なので、子どもなどはいないと安心していると、路地から急に飛び出してくる子どもに対応できません。
夏休み期間中は、いつもは子どもがいない場所でも、ラジオ体操などに向かう子どもがいることがあるということを頭に入れ、気を抜かないで運転してください。
(シンク出版株式会社 2016.8.3更新)
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