車を運転しているとき、前の車がウインカーも出さずに急に左折したり、車線変更してくる光景を見ることがありますが、そんなとき、本当に腹立たしい思いをしますね。
JAFが行った交通マナーに関するアンケート調査によりますと、「ウィンカーを出さずに車線変更や右左折する車が多い」との設問に対し、「とても思う」と答えた人が29.4%、「やや思う」は47.7%で、両方を合わせると77.11%の人が合図を出していない人が多いと感じています。
これを都道府県別にみますと、岡山県では「とても思う」と答えた割合が53.2%、「やや思う」は37.8%で、両方を合わせると何と91.0%の人がそう感じているのです。
もちろん、全国でいちばん多い数字となっており、なかでも「とても思う」は、全国平均の29.4%を大きく上回っています。
いうまでもなく安全運転の基本は、自分の行動を相手に伝えるために適切な時期にウインカーを出すことです。交差点を右左折するときには30m手前で、車線変更するときには約3秒前に合図をします。
このルールさえ守ることができていれば、多くの事故は防ぐことができますので、必ず遵守するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2016.8.8更新)
DVD「注意一秒怪我一生」は、事故を起こした4人のドライバーが自らの体験を語り、なぜ事故が起こったのかを解き明かし、事故防止のポイントを学ぶことのできる交通安全教育用ビデオです。
監修・指導:大久保堯夫(日本交通科学学会顧問・日本大学名誉教授)
製作:斉藤プロダクション
カラー26分(短縮版15分)