後部座席のベルト着用は運転者の義務

 最近、タクシーに乗ってシートベルトを着用しようとしたところ、運転者の男性に「あぁ、お客さん、後部座席は無理して締めなくてもいいんですよ」と言われて驚きました。

 

 もちろん、自分の身の安全のために着用しましたが、プロのドライバーでもこのような意識なのかと思うと愕然としました。会社でどのような教育をしているのでしょうか。

 

 タクシーに限らず、バスの運転者でも、乗客にシートベルトを締めるように指示するのが運転者の法的義務であることを認識していない人が多いように感じます。

 

 貸切バスや高速乗合バスでは、「お客様の安全のためシートベルトを着用して下さい」というアナウンスは流れるのですが、運転者はまるで知らぬ顔ということがよくあります。飛行機の場合であれば、必ずキャビンアテンダントが離着陸前に一人ひとりの着用を確認しますから、大きな違いがあります。

 

 これは、夏休みなどでレジャードライブに出かける場合や、帰省してきた子ども・孫などを乗せて走行するドライバーにも当てはまります。

 

 もし、事故が起こったら、可愛い我が子や孫を死の旅に送り出す恐れもあります。運転者の責任を真剣に考えて、必ずシートベルト・チャイルドシートを着用させるようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2016.8.12更新)

■安全意識が低いと思わぬ代償を支払うことに

軽い気持ちでした運転行動が、大きな過失責任へと結びつきます

 安易な気持ちでする不安全な運転行動が、事故を誘発したり大きな過失責任へと結びつくことがあります。


 小冊子「低い安全意識が高い事故の代償を生む」は6つの事故事例について、運転者の過失責任の割合を考えて回答する、受講者参加型の指導教材となっています。

 

 自分の回答と解説を照らし合わせることで、「こんな運転行動をすると大きな過失責任を生む」といった危険をより深く理解することができます。

 

 【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月30日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。