黄信号で通過しようと考えない

 さる9月12日午後4時25分ごろ、広島県福山市内の片側1車線の道路で、交差点の横断歩道を渡っていた小学生3人が進行してきたトラックにはねられる事故がありました。

 

 トラックを運転していた65歳の男性は「自分が確認したときは信号が黄色で通過できると思った。子どもの存在には気がつかなかった」などと供述していますが、警察ではトラックが横断歩道に差しかかる前に信号はすでに赤に変っていたものとみています。

 

 交差点の信号が黄色になっても進入しようとするドライバーは、黄色のうちに通過できるだろうと安易に考えがちですが、問題はどの地点で判断していたのかという点です。

 

 こういうルール無視のドライバーに限って、交差点のはるか手前でも黄色のうちに通過できると判断するのですが、その判断は「黄信号で通過したい」という欲望が前提になっていますので、実際には交差点に入る前に赤に変っていることが少なくありません。

 

 黄信号で進むことが常態化していると、いつの間にか交差点手前で赤に変っても平気で交差点に進入するようになります。

 黄信号の意味は「停止位置を超えて進行してはならない」というルールを再度徹底してください。

 

(シンク出版株式会社 2016.9.20更新)

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