最近、梅雨のように毎日雨の日が続いてうっとうしいですね。雨の日が多くなると、スリップ事故も多発しています。
スリップ事故はどこでも起きているのですが、事故のニュースを見ているとスピードが出やすい高速道路などの下り坂でカーブになっている地点で多く発生しています。
スリップ事故の大きな要因となっているのは、いうまでもなくスピードの出し過ぎです。
下り坂では知らず知らずのうちにスピードが出てしまいますし、そのままのスピードでカーブに進入して、車がコントロールできなくなって慌てて急なハンドル操作やブレーキ操作などをして、スリップをしているのです。
雨の日に運転していると、路面が乾燥している晴れの日と同じようなスピードで走行している車を見かけますが、濡れた路面では摩擦係数が低くなっており、スリップするリスクは晴れの日と比べて各段に高くなっていることを忘れてはなりません。
雨の日に運転するときは、とくに下り坂でカーブになっている地点を意識して、その手前では確実にスピードを落とすようにしてください。
(シンク出版株式会社 2016.10.7更新)
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