先日、片側1車線の道路を走行しているときに、反対側にあるコンビニに右折して入ろうとしました。
そのとき、対向車線が混んでいてなかなか右折できなかったのですが、対向車の一台が止まって進路を譲ってくれました。
ここで焦って右折すると、対向車の陰から出て来る二輪車と衝突するおそれがあることは理解していましたから、注意しながらゆっくり右折しようとしました。
ところが、対向車が止まってくれたので、コンビニにいる車が先に右折して出てきました。
この車が通り過ぎた後、コンビニに入ろうとしたときでした。対向車の死角からからバイクが突っ込んできて、もう少しで衝突しそうになりました。コンビニから右折して出て行った車がいたことで、すっかり対向車の死角にいる二輪車の存在を忘れていたのです。
最初は、止まってくれた対向車の死角にいる二輪車の存在に注意するのですが、一台通過したら安心して右折したところ、二台目のバイクが出てきて衝突したという事例もあります。
右折するときに、対向車が進路を譲ってくれたときには,何度でも対向車の死角にいる二輪車の存在に注意してください。
(シンク出版株式会社 2016.10.21更新)
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