最近、日本列島の冷え込みが強くなり、北国では雪が降ったりして、雪道や凍結道でのスリップ事故が多発しています。
さる11月3日午後5時40分ごろ、北海道の津別町の国道240号線で、軽乗用車が対向車線にはみ出して、対向してきた大型トラックに衝突し、運転していた女性が死亡する事故がありました。
事故現場は、片側一車線のゆるいカーブで、路面にはシャーベット状の雪が残っていました。
軽乗用車はスタッドレスタイヤを履いていたのですが、スリップして対向車線にはみ出したものとみられています。
この時期は、つい先日まで暖かったのに急に冷え込みが強くなって路面が凍結することがあります。
そのため、運転者は冬道に対する警戒感が十分ではなく、また雪道や凍結路面に慣れていないために、こうしたスリップ事故が多くなります。
雪道では、油断しているとスタッドレスタイヤを履いていてもスリップすることがあります。
雪道のカーブや下り坂などでは、細心の注意を払って運転してください。
(シンク出版株式会社 2016.11.10更新)
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雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。