知っていても「できなければ」意味がない

 皆さんは、この標識・標示の意味は知っていますか?

 

 たいていの人は、「こんな標識の意味など今さら教えて貰う必要はない」「知っているから大丈夫」と言うでしょう。

 

 しかし、知識として「知っている」ということと「実践できる」ということは違います。皆さんは、一時停止の標識の意味は知っているでしょうが、必ず一時停止をして安全確認をする行動が身についていますか?

 

 「標識は見るけれど徐行で確認しているから、大丈夫」とか、「必ずとは言えないけれど、ときどきは一時停止している」という人は、まだ「一時停止ができる」ドライバーとは言えません。

 

 「一時停止」場所では、必ず停止して安全確認をすることを道路交通法が求めています。停止して確認しなければ安全を保証することができないからです。

 

 こうした場所で「必ず」一時停止できるようになるためには、自分自身に言い聞かせて毎回実践し、どんなに急いでいても自然と停止する習慣を身につけていかなければなりません。

 

 努力して必ず停止する習慣がついて、初めて、一時停止ができるドライバーとなるのです。標識の意味を知るだけでなく日々の実践が必要なことを常に意識してください。

 

(シンク出版株式会社 2016.11.22更新)

■安全な運転習慣がついているかチェックしてみましょう

 運転中に無意識に行う危険な行動や悪い癖などが事故を誘発することがあります。

 

 この自己チェックシートは、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくだけで結構です。

 自己採点をすれば、さまざまな運転場面で安全運転を妨げる危険な運転習慣や悪い癖がついていないかを診断することができます。

 

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