最近の報道によりますと、国土交通省では車検切れの車を路上で発見次第、取り締まる方針のようです。
持ち運び可能なカメラで車のナンバーを読み取り、瞬時にデータと照合して車検切れかどうかを判別するシステムを導入する予定です。
それでは、車検切れの車がどれくらい公道を走行しているかと言いますと、同省では全国で約20万台が車検切れのまま公道を走っているとみています。
車検が切れている車の最大の問題点は、車の安全性が確認されていませんので、車の不具合から事故を起こす可能性が高くなることはもちろんですが、事故を起こしたときに被害者への補償が難しくなる恐れがあることです。
というのは、一般的に車検を受けるときに自賠責保険も更新しますので、車検が切れた車は自賠責保険も切れていることがほとんどだからです。
車検をディーラーなど決まったところに依頼している人は、先方から「そろそろ車検ですよ」と言ってくれるのですが、ユーザー車検をしている人は忘れることもあります。
自分の車の車検がいつ切れるかについては、フロントガラスにあるシールを見て忘れないようにしておきましょう。
(シンク出版株式会社 2016.12.8更新)
運転中に無意識に行う危険な行動や悪い癖などが事故を誘発することがあります。
この自己チェックシートは、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくだけで結構です。
自己採点をすれば、さまざまな運転場面で安全運転を妨げる危険な運転習慣や、悪い癖がついていないかを診断することができます。