このほど、警察庁が日本自動車連盟が今年の10月1日~10日に全国約880か所で実施したシートベルトの着用率の調査結果が公表されました。
その結果をみますと、後部座席の着用率は依然と低くて一般道路の後部座席は36.0%で前年より0.9%増でした。
着用が義務化されている高速道路でも71.8%と、90%を超える運転席や助手席と比べると着用率の差が目立っています。
後部座席に人を乗せるときには、必ずシートベルトの着用を促してください。
この調査のなかで、もう一つ注目したいのが幼児のチャイルドシートの着用率です。1歳未満の幼児は85.7%と高いのですが、1歳~4歳未満になると下がって、66.8%となっています。ところが、5歳児となるとさらに下がって39.1%となり、他の年齢層に比べて極端に低くなっています。
子どもが成長するとシートベルトを着用するのを嫌がるので、親が着用させるのを面倒がるのでしょうが、子どもの命を守るのは親の責任であることを忘れないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2016.12.26更新)
運転中に無意識に行う危険な行動や悪い癖などが事故を誘発することがあります。
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