積み荷の不安定な車の後ろを走行しない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

積み荷の不安定な車の後ろを走行しない

このようなトラックの後方は走らないようにしましょう
このようなトラックの後方は走らないようにしましょう

 最近、ドライブレコーダーがついている車が増えてきており、さまざまな交通事故の動画がユーチューブなどにアップされています。

 

 最近見た映像のなかで、前を走っているトラックの荷台に積んであった脚立が落ちてきて、後ろを走行していた車がそれに乗り上げるものがありました。

 

 その映像を見ていると、前のトラックの荷台に積んである荷物は固縛が十分でなく荷物がふらふらと動いていました。

 

 そういう状況のなかで、車間距離もさほど開けずに追従していましたので、荷物が落ちてきたら当然衝突してしまいます。

 

 このような場合に後ろを走る運転者がまずしなければならないことは、前のトラックからできるだけ早く離れることです。

 

 現場は片側2車線でしたので、車線変更をして追い抜くことを考えます。

 

 もし、片側1車線で追い越すこともできない状況でしたら、できるだけ車間距離を開けるしかありません。そして、機会を見てコンビニに入るなどして、トラックと離れるようにします。

 

 いずれにしても、荷物の不安定な車の後ろは追従しないことが事故に巻き込まれないコツです。

 

(シンク出版株式会社 2017.1.5更新)

■悪条件下での事故発生の危険を自覚しよう

 小冊子「悪条件下における事故防止のポイント」は、運転中に遭遇する「トンネル」「雨天」「夜間」「渋滞」「堤防道路」「山間部」といった悪条件下における事故防止を狙いとした教育教材です。

 

 それぞれの運転場面における注意すべきポイントを簡潔にまとめていますので、悪条件下における事故防止に役立てていただくことができます。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示