雪道では車道上の歩行者に注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

雪道では車道上の歩行者に注意

 寒波による雪で、路面に雪が残っている地域も多いと思います。街中は雪が融けていても少し山沿いに行くと根雪のようになっている場所もあります。

 

 道路に雪が残っていると、タイヤがスリップする恐れがあるだけでなく、歩行者が歩道や路側帯を歩けなくなって、車道上に出てくる危険についても気をつけておきましょう。

 

 さる1月11日午後9時ごろ、山梨県富士吉田市内の国道で、車道部分を歩いていた26歳の男性を後ろからきたワゴン車がはね、死亡させる事故が発生しました。

 

 現場付近は雪のため歩道が非常に歩きにくい状態になっていたため、男性が除雪された車道を歩いていて事故にあったものと思われます。

 

 夜間に車道を歩く歩行者だけでなく、明け方に自宅前の雪かきをするために車道で作業をしていた人がはねられた事故も起こっています。

 

 雪道では、こうした歩行者などの存在があることも予測し、視界の悪い場所ではできるだけスピードを落として、慎重に走行しましょう。

(シンク出版株式会社 2017.1.18更新)

■冬道を運転するときの危険をチェックで確認できる小冊子

 小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導するのに最適の教材です。

 

 雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示