先週末から日本列島にこの冬最大級の寒波が到来して、各地に大雪をもたらし、雪道や凍結道でのスリップ事故が多発しました、
スリップ事故は雪国でも起こっているのすが、今回の寒波は日頃は滅多に降雪のない地域にも雪を降らせましたので、そうした地方でもスリップ事故が多発しています。
雪が少ない地域のドライバーは、滅多に雪が降りませんので、冬になってもスキーなどに出かける人以外はスタッドレスタイヤに履き替える人はほとんどいません。
雪が降り積もっていれば、さすがに車で出かけようとする人はいないでしょうが、雪がちらちらと降る程度なら何とか走行できるのではないかとノーマルタイヤの車で出かける人がいます。
しかし、雪が積もっていなくても路面が凍結していることがありますし、走行しているうちにどんどん雪が激しくなって路面に雪が積もることがあります。
寒波が来ていて雪がチラつくような天気のときは、タイヤチェーンを持たずにノーマルタイヤのままで走行しないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2017.1.19更新)
小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導するのに最適の教材です。
雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。