狭い道路では歩行者と無理にすれ違わない

画像はイメージです。文中の事故とは関係がありません
画像はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる1月9日午後2時10分ごろ、大阪府高槻市で狭い道路を右折しようとしたトラックが歩いていた男性と接触し、男性は道路脇に設置された水路への転落用防止フェンス(高さ約1・1m)との間に挟まれ、死亡する事故がありました。

 

 現場の道路は、農業用水路などを管理するために幅が約3・7mしかなく、トラックを運転していたドライバーは「人がいるのは分かっていたが、すれ違えると思った」などと供述しています。

 

 狭い道路を走行するとき、自転車や歩行者とすれ違うことがことがよくあります。そのとき、こちらが先に行けば歩行者などは避けてくれるだろうと、強引に突っ込んでいく車が少なくありません。

 

 たいていの場合には、歩行者などが避けてくれるので事故にはなりませんが、この事故のように避けるスペースがない箇所もあり、歩行者や自転車などと接触することもあります。

 

 狭い道路を走行しているときに歩行者などと出会ったら、相手が避けるだろうと安易に考えずに、相手を先に行かせてから走行するようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2017.1.26更新)

■危険な運転習慣がついていないかチェックしてみましょう

 運転中に無意識に行う危険な行動や悪い癖などが事故を誘発することがあります。

 

 この自己チェックシートは、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくだけで結構です。

 自己採点をすれば、さまざまな運転場面で安全運転を妨げる危険な運転習慣や悪い癖がついていないかを診断することができます。

 

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