車の外からエンジンをかけるのは危険です

 以前にもこの欄で紹介しましたが、MT車のエンジンを車の外からかけると思わぬ発進事故などに結びつくので、絶対にやめてください。

 

 さる1月28日、名古屋市中村区の建設現場で、運転者がダンプカーの運転席ドアを開けて上半身だけ車内に入れた状態でエンジンをかけたところ、ダンプカーが突然動きだし、ドアが前方にあった鉄パイプ足場に衝突して閉じ、運転者はドアと車体の間に首を挟まれて重体となる事故が起こりました。

 

 ダンプカーはMT車で、ギアはニュートラルに入っていましたが、サイドブレーキがかかっていなかったのでエンジン始動の反動で前進したとみられています。

 

 AT車の場合は、PかNレンジでブレーキを踏んでいないとエンジンが始動できないので、車の外からエンジンをかけることはできませんが、MT車はギアの位置に関係なく外からエンジンがかかるので、このように車が動き出す事故が起こる可能性があります。ニュートラルでも路面が傾いていたら始動の影響で動き出す恐れがあります。

 

 車のエンジンをかけるときは、必ず運転席に座って、ブレーキを踏み込んだ状態でキーを回しましょう。

(シンク出版株式会社 2017.2.7更新)

■トラック運転者に理解しやすいイラスト中心の教育ツールです

キーワードでわかる

トラックドライバー教育資料Part3を発行

 

「運行管理者のためのドライバー教育ツール Part3」を刊行しました。

  平成29年3月12日に施行される「貨物自動車運転者への指導及び監督の指針」の12項目に基づいて構成されています。

 

 part1・2同様にイラストで図解されたわかりやすい教材です。すぐに現場で使用でき、乗務員指導記録用紙も添付されていますので、指導・監督の記録として保存するのにも最適です。

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月1日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。