車体の底を擦ったときは点検を

 道路の段差などで車体の底を擦ったときに、燃料タンクなどが傷ついてしまうことがあるので、安全な場所で停止して車体に異常がないかチェックする習慣をつけましょう。

 

 さる1月29日、北九州小倉北区で20トントラックの燃料タンクから燃料が道路に漏れ、後続車のスリップによる追突事故などを誘発しました。

 

 トラック運転者は燃料漏れを防ぐ装置が外れたことに気づかないまま7キロほど走行し、最大に見積ると300リットルの軽油が漏れたと見られ、トラックはガス欠でエンストしているところを発見されました。

 

 燃料漏れの詳しい原因は報道ではわかりませんが、おそらく燃料タンク底のドレンコックが外れたか、燃料タンクと補助タンクを結ぶ装置が外れたものと思われます。

 

 大きな段差などを通過するとき、まれにこうした事故が発生することがあります。以前、東京都お台場で乗用車が駐車場から出るときに段差でガソリンタンクを傷つけて車に引火した事故もありました。

 

 段差などのある場所では車体底を擦らないように気を付けるとともに、擦ったときはそのまま走行しないでチェックしましょう。

(シンク出版株式会社 2017.2.8更新)

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