車体の底を擦ったときは点検を

 道路の段差などで車体の底を擦ったときに、燃料タンクなどが傷ついてしまうことがあるので、安全な場所で停止して車体に異常がないかチェックする習慣をつけましょう。

 

 さる1月29日、北九州小倉北区で20トントラックの燃料タンクから燃料が道路に漏れ、後続車のスリップによる追突事故などを誘発しました。

 

 トラック運転者は燃料漏れを防ぐ装置が外れたことに気づかないまま7キロほど走行し、最大に見積ると300リットルの軽油が漏れたと見られ、トラックはガス欠でエンストしているところを発見されました。

 

 燃料漏れの詳しい原因は報道ではわかりませんが、おそらく燃料タンク底のドレンコックが外れたか、燃料タンクと補助タンクを結ぶ装置が外れたものと思われます。

 

 大きな段差などを通過するとき、まれにこうした事故が発生することがあります。以前、東京都お台場で乗用車が駐車場から出るときに段差でガソリンタンクを傷つけて車に引火した事故もありました。

 

 段差などのある場所では車体底を擦らないように気を付けるとともに、擦ったときはそのまま走行しないでチェックしましょう。

(シンク出版株式会社 2017.2.8更新)

■トラック運転者に理解しやすいイラスト中心の教育ツールです

キーワードでわかる

トラックドライバー教育資料Part3を発行

 

「運行管理者のためのドライバー教育ツール Part3」を刊行しました。

  平成29年3月12日に施行される「貨物自動車運転者への指導及び監督の指針」の12項目に基づいて構成されています。

 

 part1・2同様にイラストで図解されたわかりやすい教材です。すぐに現場で使用でき、乗務員指導記録用紙も添付されていますので、指導・監督の記録として保存するのにも最適です。

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月7日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。